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#鼻整形の10年後・20年後・30年後はどうなる?経年変化と後悔しない対策を医師が解説

鼻整形の10年後・20年後・30年後はどうなる?経年変化と後悔しない対策を医師が解説

美容医療というと以前は二重術などの目元の整形が圧倒的に多かったのですが、ここ最近は鼻の整形を希望される方がかなり増えています。鼻は目元や口元ほど目立たない存在のようにとられがちですが、実際には鼻の形・大きさ・高さというのは顔全体の印象に大きくかかわっていることが多いです。
そのような背景もあり、当院でも鼻整形を行う機会は以前よりもさらに増えているのですが、外来の診察で時々患者様から頂く質問が「鼻整形をしたいけれど、10年後・20年後・30年後にどうなっているのか分からないので不安」というものです。

10年・20年など、ある程度の長期経過を経た後に鼻整形をした部分がどのように変化するのか?という点を知りたいという質問をいただくことも多いため、今回はその部分(特に隆鼻術=鼻を高くする整形術)についてまとめてみたいと思います。
なお、鼻に関わらず人間の身体は加齢によって誰であっても少しずつ形や質感が変化していくものです。そのため整形をした・しないに関わらず、皮膚の弾力低下や軟部組織の変化、骨格・軟骨の加齢変化によって年齢とともに鼻先の形状に変化(下垂感や丸み、肥大など)が生じるのは自然なことである点は、念のため補足としてお伝えさせていただきます。

鼻整形は将来どうなるの?長期経過に対する不安

鼻整形は将来どうなるの?長期経過に対する不安

鼻整形で気になる部分を整えたい気持ちがある一方で、10年、20年といった月日が流れた際に、年齢を重ねることによって鼻の形に変化が出て、施術をした部分に違和感が出ることがあるのでは?と心配になり一歩踏み出せない方もいらっしゃるかと思います。

鼻整形は、それぞれの施術の特徴やメリット・デメリットを正しく理解し、長期的な視点で検討することが大切です。あらかじめ加齢による変化や施術ごとの違いを知ることで、自分に合った選択がしやすくなます。まずは鼻整形の将来に関する不安の正体・経年変化の実際・後悔しないためのポイントをお伝えします。

「鼻整形したいけど、将来が心配…」という方へ

美容医療における技術の進化や世間的な価値観の変化などにより、鼻整形が以前よりも身近なものになったとはいえ、「年齢を重ねたときに鼻の形が崩れるのでは?」「将来的に鼻の形が不自然にならない?」といった不安を抱く方もおられるでしょう。
実際のところ、年齢を重ねれば加齢によってしわ・たるみが生じたり、組織が徐々に減少して鼻の皮膚が薄くなっていく可能性は勿論あります。このような変化を考慮せずに施術すると、確かに数十年後にプロテーゼの形が鼻先から浮き出てきたり、鼻が変形してしまうといったリスクも完全には否定できません。

これは鼻整形に限らないことではありますが、美容医療において大切なのは、このような経年変化をあらかじめ見据えた上で、医師が適切な術式を選択して適切なデザインや設計をすることが大変重要になります。ネットやSNSを検索すれば沢山の美容クリニックが出てきますが、このような経年変化によるリスクやトラブルをできるだけ回避したいという際には、解剖学を熟知し、実際の手術経験も豊富にある信頼できる医師を選ぶことが大切です。

この記事でお伝えすること

今回は以下のような点をお伝えしたいと考えています。鼻の整形を考えている方、10年後、20年後、30年後にも後悔しないように、少しでも参考にしていただければ幸いです。

  • 鼻整形で将来どのような変化が起きるのか?
  • 加齢によって起こる鼻の自然な変化と整形との関係
  • 10年後・20年後・30年後に起こりうる具体的な変化
  • 施術法別の違いと長期的なリスク・安定性
  • 後悔しないためのクリニック選びと施術のポイント

まず知っておきたい:加齢による鼻の自然な変化

まず知っておきたい:加齢による鼻の自然な変化

鼻整形後の変化を考えるうえで理解しておきたいのが「加齢」による自然な変化です。鼻は施術の有無にかかわらず、年齢とともに少しずつ形や印象が変わります。このような加齢によって生じる鼻の変化をきちんと理解せずに施術を受けると「途中で鼻が変わってしまった」「年齢を重ねたら鼻先に違和感が出た」といった後悔につながる可能性もあります。逆に加齢による変化も理解した上で施術を行うことで、将来を見据えた自然な仕上がりを目指すことが可能です。ここでは、年代ごとの鼻の特徴や、鼻整形で意識したいポイントについて見ていきましょう。

鼻は整形していなくても年齢とともに変化する

まず押さえておきたいのは、鼻は手術の有無に関係なく加齢によって少しずつ変わるものだという点です。鼻の場合は、年齢を重ねるにつれて以下のような変化が現れることが多いです。

  • 皮膚が薄くなってハリや弾力が低下する
  • 皮下脂肪が減少して骨格が目立つようになる
  • 鼻先が下がって全体的に間延びした印象になる
  • 小鼻が横に広がる
  • 皮下組織量の変化により、全体的なバランスが変わる

こうした変化は特別なことではなく、誰にでも起こりうる自然な老化現象です。「鼻の整形をすると将来崩れるのでは」と不安に感じる方もいますが、実際には施術をしていなくても見た目は変わっていきます。この前提を理解しておくことで過度な心配をまずは和らげることができるでしょう。
このような加齢による変化にも負けないような完璧な施術を行うことはさすがに難しいですが、それでも将来的な変化を考慮した上でデザイン・設計を行うことで、違和感を最小限に抑えることはできます。たとえば鼻先の角度や高さをあえて調整し、年齢を重ねたときにも違和感が出にくい仕上がりを目指すといった工夫です。この辺りはそれぞれの医師が自身の経験をもとに調整することで成せる部分となるため、形成外科の教科書にはもちろん掲載されておりませんし、大手であっても医師の間で共有されることも少ないかもしれません。

年代別に見る鼻の自然な変化(20代〜60代)

年代ごとに見た目の印象が変わるように、鼻もまた年齢とともに少しずつ変化します。とくに鼻は顔の中心にあるパーツのため、わずかな変化でも全体の印象に影響しやすい部位でもあるため、「どのタイミングでどのような変化が起こりやすいのか」を事前に把握しておくのもよいかもしれません。ここでは、20代から60代までの年代別に、鼻に起こりやすい自然な変化と特徴についてまとめてみたいと思います。

●20代:加齢変化が目立ちにくい時期

20代は顔の骨格・皮下組織が安定していますので、皮膚のハリや弾力も十分に整っている時期です。鼻先や頬の位置が高く保たれ、全体的に若々しい印象を維持できている方が多いでしょう。老化のサインを感じることは少ないものの、紫外線や生活習慣などの影響は少しずつ蓄積します。早い段階からの老化ケアは行っておいたほうがよいでしょう。

●30代:鼻まわりにゆるやかな変化が出始める

30代になるとハリや弾力を作るコラーゲン・エラスチンなどが減少してきたり脂肪の位置が変化することで、顔全体のバランスが少しずつ変わり始めます。鼻まわりにおいては、鼻先がわずかに下がって見えたり、小鼻の広がりが気になり始めたりすることが珍しくありません。また老化が早い方の場合、30代でも鼻の下が以前よりも長くなってきたように感じることもあるようです。

●40代:鼻のたるみや印象の変化が目立ち始める

鼻に限りませんが、40代は全体的に老化が進みやすい年代です。皮膚の弾力が低下し、顔全体にたるみや陰影が出やすくなります。鼻まわりでは、内部組織のボリュームが減ることで鼻先が下向きに変化したり以前よりも重たい印象に見えることがあります。
また鼻下の皮膚が以前よりも長くなって全体的に間延びした顔や面長に見えるようになるなど、顔全体のバランスが変わったと感じたりする方も少なくありません。こうした変化が重なることで、実年齢よりも老けた印象につながる場合もあります。

●50代以降:鼻の立体感や形の変化が目立つ時期

50代以降の方については骨量の低下や脂肪の減少、皮膚のたるみが重なり、鼻の印象にも比較的大きな変化が現れてきます。鼻筋が平坦に見えたり、鼻先がさらに下がり気味になることで顔全体がのっぺりとした印象に見えるケースもあります。また小鼻が横に広がることで、若い頃と比べて鼻の存在感が強く見えてくる方もおられます。このような50代で起きやすい変化は複数の要因が重なって起きることが多く、単一処置ではバランスを整えにくいこともあります。

●60代:鼻の形が変わりやすくなる時期

60代になると皮膚や筋肉のたるみ・ゆるみの他に、軟骨や靭帯が弱まったり骨密度の低下が進むことで、支えとなる構造が弱くなるため鼻が下方向に伸びて鼻の穴が目立つようになる・鼻下がさらに間延びする・小鼻が横に大きくなる、といった変化が出やすくなります。これらは俗にエイジングノーズなどとも言われるのですが、いずれも40代から次第に症状が現れ始めて、60代前後でかなり目立つようになる、といった経過を辿ることが多いです。

経年変化を踏まえた上で適切な鼻整形を考えることが大切

上の項目では年代別の変化についてまとめてみましたが、このような時間の経過による変化も見越した上で施術法を選んだりデザインを決めていくことが、10年・20年・30年経った際にも後悔しない鼻整形をするためのコツになります。一人ひとりの脂肪・骨格・皮下組織の状態などによって将来起きうる変化も変わってきますので、このような長期経過を見越した施術を選ぶ際には、鼻整形における10年以上の長期経過を理解している・もしくは自身で実際に経験している医師に相談するのがよいでしょう。(もしかすると、20代・30代の医師が、自分の年齢とほぼ変わらない年数を経た後の鼻整形後の様子を具体的にシミュレーションすることは少し難しいのかもしれません)

【10年後】鼻整形から10年後に起こりうる変化

【10年後】鼻整形から10年後に起こりうる変化

鼻整形から10年が経過すると、見た目に変化が出るケースもあれば、比較的安定した状態を維持しているケースもあります。プロテーゼ挿入・軟骨移植・ヒアルロン酸注入など、施術法によってもそれぞれ特徴が異なるため、代表的な施術ごとに鼻整形から10年後に考えられる変化や注意点について解説します。

鼻プロテーゼを行った場合の10年後の変化:巷で言われる石灰化などは本当に生じるのか?

プロテーゼ挿入から10年経過したタイミングで生じる変化には以下のようなものが挙げられます。

  • ①プロテーゼのズレ: 10年以上が経過する中で、プロテーゼが当初の位置からわずかにズレてくる可能性があります。
  • ②皮膚からプロテーゼが浮き出てくる: 加齢に伴って皮膚が薄くなると、プロテーゼが鼻先の皮膚面から浮き出て見えることがあります。
  • ③プロテーゼの石灰化: 10年程度経過した際に、プロテーゼ周辺を包む被膜において石灰化(カルシウムの沈着)が生じて、鼻筋を触ったときにゴツゴツとした感触になったり皮膚に凹凸が生じることがあります。

このような変化については、実際に当院でも他院修正としてご相談をいただくことがあります。もちろん、長期間体内に留置されたプロテーゼ周囲では、体質や経年変化、生体反応などにより石灰化や被膜形成が生じることもありますが、実際には「過度に大きなプロテーゼが挿入されている」「挿入層(骨膜下)が適切でない」「鼻先や皮膚への負担が強い」といった、術式設計や手技的要因が関与しているケースも少なくありません。
そのためプロテーゼ隆鼻術は、単に素材そのものだけではなく、適切なサイズ選択や挿入レイヤーの理解、鼻全体のバランスを踏まえた設計が非常に重要になると言えるでしょう。

なお「プロテーゼの石灰化」に関しては、少しだけ私の考えをお伝えしたいと思います。
他院修正でご相談に来られた方から石灰化したプロテーゼを見ることが稀にありますが、ほとんどが「今から数十年前に入れたもの」であり、ここ数年の間に入れた方については石灰化したものを見たことはほとんどありません。医療技術が進化してプロテーゼの材質が以前よりも良いものになったこともあり、近年のプロテーゼであれば昔のように石灰化するケースもかなり減少しているのではないかと考えています。
また、もし仮に石灰化が見られたとしても、実際には鼻の機能面・審美面いずれにおいてもほぼ問題はなく、プロテーゼ周辺の組織がわずかに硬くなる程度です。(もしこれが鼻先であれば、鼻先は本来上下左右に動く「稼働部位」のため、石灰化したら逆に問題になるでしょうが…)石灰化がかなり進行して鼻スジがザラザラするなど皮膚の感触にも変化が生じたり、皮膚表面が硬くなった場合には対処が必要になるかと思いますが、このような状態にまで症状が進んだものは、30年以上に渡って美容外科医として多数の手術を行っておりますが、今まで見たことがありません。

何かと叩かれることが多いプロテーゼですが、自家組織と比較すると手術時間が複雑にならない(感染やトラブルが生じるリスクが低い)、希望の仕上がりに整えやすい(加工が容易)、鼻筋が曲がることがない、移植部位を採取するために鼻以外の部位を切開する必要がない、といった様々なメリットがある点をお伝えしたいと思います。

自家組織移植(隆鼻術)後による10年後の変化:自家組織なら安心なのか?

最近は学会で自家組織移植を推奨するドクターが増えており、そのせいか患者様からも「プロテーゼではなく自家組織を使って鼻を高くしたい」といったオーダーをいただくことも時々あります。鼻を高くする施術において、確かに自家組織移植(耳介軟骨や肋軟骨などを用いる方法)は20年が経過しても比較的安定していると「一般的には」よく言われている施術です。身体の一部から採取した組織を使用するため異物反応が起こりにくく、時間が経っても周囲になじみやすい、異物を挿入しないので自然な仕上がりになる、石灰化や皮膚拘縮などのトラブルが起きにくい、などが自家組織移植のメリットで、このような理由から、10年後であっても変形やトラブルが起きにくいとされています。

ただ、30年以上に渡って形成外科・美容外科の分野で多数の鼻の手術(※初回の手術はもちろん、他院修正・トラブル修正も含みます)を行っている私からすると、自家組織移植にもやはり変形などのリスクは同様に存在すると感じています。軟骨には形を加工しても本来の形状に戻ろうとする習性(ワーピング現象)があるため、鼻スジに多少の曲がりが生じる可能性がないとは言えません。さらにこのような軟骨の変形は、自家組織移植をしてから5年・10年といった時を待たずとも、術後1年以内に起きることがほとんどです。

鼻中隔延長を行った場合の10年後

耳介軟骨などを鼻先に移植して、鼻先を高くしたり向きを変えるなどの変化を出す鼻中隔延長は、変化を大きく出すことができるため人気の鼻整形ですが、10年後の経年変化として以下のようなものが起きる可能性があります。

  • 移植した軟骨が次第に変形する
  • 土台である鼻中隔軟骨が曲がる

移植軟骨(耳介軟骨や肋軟骨)はもともとわずかな湾曲を持つため、時間の経過とともに再び曲がる可能性がゼロではありません。また、土台となる鼻中隔軟骨に負担がかかることで鼻先全体がわずかに歪み、術直後よりも鼻先が低くなる・左右差ができるといった変化が生じることがあります。
その他、鼻先にかかる張力が強い場合には、皮膚が薄くなって移植した軟骨の輪郭が浮き出てくることもあります。
ただしこれらのリスクの多くは、担当する医師が長期変化に対する適切なシミュレーションを行った上で施術計画を立てることで、ある程度回避することができます。勿論100%防ぐことはできませんが、それでも事前に将来的な変化まで見据えて施術することで、10年後も自然でバランスの取れた状態を維持しやすくなります。

鼻尖形成・小鼻縮小を行った場合の10年後

鼻尖形成や小鼻縮小は、使用する軟骨などの構造的変化が生じにくいこともあり、比較的長期的な安定が期待できる施術です。ただし術法や手技よっては10年後に変化を感じるケースもあります。吸収糸を用いた方法(いわゆる「切らない埋没法」)は数年〜10年前後で徐々に元の状態に近づく可能性が高いです。ダウンタイムが短い反面、長期的な持続は正直期待はできません。 それ以外だと、たとえば皮膚が厚い方が鼻尖形成のみで細さを出そうとするなど、患者様の皮下組織の状態(皮膚の厚みなど)にあってない施術法を選んだ場合は、時間とともに形が戻る(=後戻り)傾向があります。
ただし上はいずれも手技的な問題による変化となるので、脂肪除去や軟骨移植を適切な形で行った場合は、10年後であってもバランスのとれた形を維持できていることが多いです。

ヒアルロン酸注入の場合の10年後

注入する部位にもよりますが、ヒアルロン酸は1年前後で吸収されることがほとんどですので、10年後に施術当時の形を維持できていることは基本的にありません。しかし体内においてカプセル化(被膜形成)されるとしこりとなり、10年経過した際にも一部にのみ形が残ることが稀にあります。注入した部位や深さによっては元の状態に戻らずに一部に変化が残ることもあるため注意が必要です。
皮下深層へ適切に注入した場合 は、注入された層の上に筋肉や脂肪、皮膚が重なるため時間が経っても不自然さが目立ちにくい傾向がありますが、皮下の浅層に注入された場合、加齢によって周囲の組織が減少するとヒアルロン酸だけが浮き出て見える可能性があります。またヒアルロン酸は水分を引き寄せる性質があるため、長期間体内に残存した場合に膨らみ・浮腫みとして現れる可能性も否定できません。鼻では大きなトラブルになることは多くありませんが、鼻のラインが変わってしまうこともあります。

こうしたリスクを抑えるには、適切な層への注入と経過に応じたメンテナンスが重要です。必要に応じて溶解や再注入をすることで、自然な状態を維持しやすくなります。ヒアルロン酸注入は比較的手軽な施術ですが、10年後も違和感が少ない仕上がりにするためには、長期的な視点で管理することがポイントです。

【20年後】鼻整形から20年後に起こりうる変化

【20年後】鼻整形から20年後に起こりうる変化

鼻に限ったお話ではありませんが、40代は全体的に老化が進みやすい年代です。皮膚の弾力が低下し、顔全体にたるみや陰影が出やすくなります。鼻まわりでは、内部組織のボリュームが減ることで鼻先が下向きに変化したり以前よりも重たい印象に見えることがあります。これは整形をした・しないに関わらず多くの方が体感する身体の老化現象のひとつです。
そんな加齢による変化が生じることも前提としてご理解いただいた上で、鼻整形から20年が経過したタイミングで起きうる経年変化についてまとめてみたいと思います。10年後に起こりうる変化よりも個人差があり、同じ施術であっても変化の出方に違いはあることが多いです。また、見た目に大きな問題がなくても、状況によっては鼻に挿入している素材の入れ替えや調整が必要になることもあります。もちろん、全体で見れば20年経過しても施術当初とほぼ変わらない状況を維持できていることのほうが多いのですが、ここでは20年後に起こりうる変化と注意点について施術方法ごとに整理してみたいと思います。

プロテーゼの鼻整形における20年後の変化

プロテーゼ挿入から20年が経過すると、鼻スジの皮膚・皮下組織の老化がさらに進むため、プロテーゼの形が皮膚から浮き出て見えたり、長期に渡って皮膚が圧迫されることで、鼻先など一部の皮膚が赤みを帯びたりテカテカして見えることがあります。ただし繰り返しになりますが、プロテーゼによって生じるトラブルとしてSNSなどで取り上げられることが多い「ズレる・動く」「石灰化」「鼻先から形が浮き出る」といった症状については、プロテーゼという素材そのものが悪いというよりも、施術を行う医師の技術的な問題や解剖学的な知見不足によるところが大きい点を再度お伝えさせていただきます。

自家組織移植(隆鼻術)における20年後の変化

自家組織のため感染やアレルギー反応などが生じることはほぼありませんが、移植した軟骨が経年変化で吸収されたり、加齢によって鼻先の皮下組織にボリュームがなくなることによって鼻スジが施術直後とは異なるラインになることがあります。
なお自家組織移植については、10年後に起きうる経年変化の箇所に記載した通り長期経過による変化よりも、術後1年以内に起きうる軟骨の変形リスクのほうが可能性としては高いでしょう。

鼻中隔延長術・鼻尖形成・小鼻縮小における20年後の変化

基本的には10年後に生じる変化とほぼ変わりません。

鼻中隔延長(軟骨移植): 移植した軟骨の経年変化によって、施術当初と比較すると鼻先の高さが数ミリ低くなる、または強度が落ちることがあります。 鼻尖形成;移植した軟骨が周囲の皮膚の圧力によって多少後戻りをすることで、術直後よりも鼻先が少し太くなる可能性があります。鼻尖形成は、ダウンタイムが少なく手軽な施術である反面、このような後戻りの可能性が相応に高い施術のため注意が必要です。
小鼻縮小: 組織が厚い方の場合、皮膚が元に戻ろうとする力によって多少後戻りが生じる可能性があります。

20年後に修正手術が必要になるケース

鼻整形から20年経過したタイミングであっても、精確な手技で正しい施術を行えば、通常は施術のやり直しは必要ありません。しかし過去に行った手術の内容によっては、20年経過した頃に改めての手術が必要になることもあります。

  • 鼻の形が以前と変わってきた・不自然になった
  • 赤みや腫れ、痛みなど感染を疑う症状が出てきた

こうした状態が見られる場合は放置せずに早めに信頼できるクリニックに相談するようにしてください。トラブルへの対処法としては、挿入物の入れ替えや抜去、施術のやり直し・修正手術などが選択肢になります。

【30年後・40年後】鼻整形から30〜40年後の長期的な影響

【30年後・40年後】鼻整形から30〜40年後の長期的な影響

30年後・40年後というと、「20代」で鼻整形をした方が「50・60代」になった際に生じうる変化ということになります。そんな先のことは考えられない…と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、実際に当院の外来では、50代以上の方から「若い頃に入れたプロテーゼを入れ替えたい」といったご相談をいただくこともしばしばあり、遠い未来の話ではなく、意外に現実的な問題として捉えうるテーマだと感じています。

30・40年が経過すると、加齢による皮膚の菲薄化や支持組織の変化によって、整形の有無に関わらず鼻の印象が変わって見えることがあります。そのため術後の長期経過を考える際には、「整形そのものの影響」だけでなく「加齢による自然な変化」も含めて考えることが重要である点を、まずはご理解頂ければと思います。
そのような中で、鼻の整形から30年・40年が経過した際に比較的生じやすい変化としては、①挿入物(プロテーゼなど)のズレや違和感
②移植した軟骨が体内に吸収されることによる高さ・ラインの変形 などが挙げられます。この2点については後ほど詳しく解説したいと思いますが、審美面や機能面において問題がない場合でも、30年・40年経過する中で生じる顔のバランスの変化によって違和感が生じることもあります。原因にはいくつか要素が考えられますが、多いものとしては加齢によって鼻の脂肪や皮下組織が減少することで、鼻の高さや細さが若い頃よりも目立ってしまうケースなどがあるでしょう。このような違和感や変化が気になる際には、プロテーゼを適したサイズのものに入れ替えたり、鼻スジ・鼻先の高さを少しだけ低めに調整する再手術を行うことを検討してみてもよいかもしれません。

プロテーゼにおける30年後の変化:抜去・入れ替えは必須なのか?

30年・40年といった長期間にわたってプロテーゼを入れている方からのご相談には大きく分けて以下の3つがあります。

  • ①プロテーゼの経年劣化による変化(ズレる・動くようになった)
  • ②加齢による鼻の変化(皮膚が薄くなり鼻先から浮き出る)
  • ③定期メンテナンスとしての入れ替え

実際の対応としては、以下のようなものが挙げられます。

もちろん、特に違和感や気になる点がなければ、30年・40年経過したタイミングで必ずしもメンテナンスを行う必要はありません。もし上のような点において気になる点が生じた際には、一度信頼できるクリニックに相談してみるとよいでしょう。どの方法を取るかは患者様とご相談の上で都度決定していきます。

自家組織移植(隆起)における30〜40年後の変化:ここまで来れば一安心?

自家組織移植については、長期経過後の経年変化よりも術後1年程度のタイミングで起きる鼻スジの曲がり・変形のほうが、より現実的で実際に起こりうる変化です。逆に30年程度経過すれば、それほどトラブルや違和感などが起きることはないかもしれません。
軟骨には形を加工しても本来の形状に戻ろうとする習性(ワーピング現象)があり、このような変形・曲がりが生じるのが術後半年~1年程度の間になります。

施術方法別:長期的な経年変化の違い

ここでは、人気の鼻を高くする施術法(鼻プロテーゼ・ヒアルロン酸・自家軟骨移植)における長期的な経年変化の違いや注意点について再度簡潔にまとめます。

プロテーゼの長期安定性と注意点

シリコンプロテーゼは、適切な大きさ・形で適切な層(レイヤー)に挿入されていれば、10年・20年が経過しても大きな問題なく形を維持することができる施術です。ただし加齢によって皮膚や脂肪が薄くなると、プロテーゼの輪郭が浮き出て見えたり、わずかなズレが目立つようになったりする可能性はゼロではありません。気になる際にはプロテーゼの入れ替え(サイズ調整)なども検討されるとよいでしょう。

自家組織(耳介軟骨・肋軟骨)の長期安定性と注意点

自家組織(耳介軟骨・肋軟骨)はご自身の身体から採取した組織を用いるため、生体とのなじみがよい点が特徴です。ただ移植する際に使用する軟骨によっては、移植後に元の形に戻ろうとする軟骨の習性(ワーピング現象)によって鼻スジ曲がる・変形するといった変化が生じる可能性があります。これは肋軟骨を移植した際などに生じやすいため、移植で使用する軟骨を工夫することでできるだけ回避することができるでしょう。変形などが気になる際には施術を担当する医師に相談してみるとよいかもしれません。

ヒアルロン酸注入の持続期間と長期的な考え方

鼻ヒアルロン酸注入はメスを使わずに形を整えられる手軽さが魅力ですが、半永久的な施術ではなく時間とともに吸収される施術です。持続期間や変化の現れ方は注入する部位や注入する層によって異なりますが、一般的な持続期間の目安は以下のとおりです。

  • 鼻スジ(鼻根〜鼻背):骨の上(骨膜上)に注入するため安定しやすく、約6ヶ月〜1年程度持続
  • 鼻先:軟骨周囲の柔らかい組織に注入されるため動きの影響を受けやすく、約6ヶ月前後

鼻は目元や口元よりも複雑な構造をしています。手軽な注入術とはいえ、症例数が豊富で解剖学的知見がある医師に相談するとことで長期的に安定した仕上がりになる可能性が高くなるでしょう。

鼻整形後に後悔しないための5つのポイント

鼻整形後に後悔しないための5つのポイント

ここまで、隆鼻術を中心に鼻整形後の10年・20年・30年といった長期経過による変化をまとめてきました。変化については個人差があるため一概には言えませんが、これから施術を検討している方において多少でも参考になればと思います。最後に、数十年が経過した際であっても鼻整形で後悔しないために押さえたい重要なポイントを、5つにまとめてお伝えします。施術を検討する際の判断基準として参考にしてみてください。

カウンセリングで変化・リスクを事前に確認する

鼻整形を検討する際は、目の前の仕上がりだけでなく「将来の変化」も含めて医師に相談するとよいでしょう。「今、きれいに見えるか」だけではなく「年齢を重ねても不自然にならないか」「将来的に修正やメンテナンスが必要になる可能性はあるか」といった点まで事前に確認することで、長期経過におけるトラブル・リスクを予防することができます。「期間限定キャンペーン」や「今だけこの価格」といった押し文句だけで契約をせずに、きちんとカウンセリングの段階で将来の変化について遠慮なく質問し、自分が安心して選べるかを見極めることが後悔しないための第一歩となります。

将来の加齢変化を見据えたデザインを選ぶ

鼻整形後の長期経過において変化は生じるのは、年齢を重ねる上で生じる加齢の変化が原因のものも多いため避けられない部分ではあります。それでも、できるだけ施術後の後悔を防ぐのであれば、年齢を重ねたときの変化も含めたデザイン・仕上がりにすることです。特に最近は大きく形を変えるのではなく、骨格に自然になじむ範囲で微調整するデザインが重視される方が増えていますので、そのような方にとっては比較的トライしやすいトラブル回避策ではないかと思います。

  • 鼻スジは流行りに乗って高くしすぎず、自然な立体感にとどめる
  • 鼻先は過度に尖らせず、加齢後の下垂を見越して角度を調整する
  • 顔全体のバランスの中で、鼻だけが目立ちすぎないように整える

控えめな変化にとどめることで、時間が経っても極端な不自然さが出にくくなり、年齢を重ねても調和のとれた印象を保てます。SNSの情報や一時的な理想に寄せすぎず、自分の顔立ちと将来の変化を前提に設計することが、長く満足できる仕上がりにつながります。

解剖学的知見のある医師を選ぶ

鼻は「息をする」「ニオイを嗅ぐ」「ホコリやウイルスを防ぐ」といった様々な役割を果たしており、解剖学・組織学的に見ると、呼吸器系・感覚器系・免疫系において重要な機能を備えた非常に複雑な構造(「迷宮」と言われることもあります)持った組織であると言えます。皮膚や皮下脂肪、さらに骨や軟骨、粘膜や血管などが複雑に絡み合って構成された組織となるため、長期経過においてもできるだけ失敗や後悔を避けたいといった際には、解剖学を理解した形成外科出身の医師や、鼻の整形における症例数が豊富な医師に手術をお願いするほうがよいでしょう。また長期経過による変化を教科書で知っているのか、それとも自身の体験で知っているのか、という点は大きく違ってきますので、手術歴が20年、30年程度ある医師に相談するほうがより安全かもしれません。

長期安定性を考えた素材・術式を選ぶ

鼻整形では、どの素材や術式を選ぶかによって数年後・数十年後の安定性やメンテナンスのしやすさが変わることがあります。そのため仕上がりの美しさだけでなく、長期的に無理なく維持できるかという視点も欠かせません。自家組織以外の素材としては、シリコンプロテーゼの他、一部のクリニックではオステオポールやGメッシュを鼻先整形の際に使用しているケースもあります。素材によって長期経過における安定性・安全性や症例件数が大きく異なるため、事前に確認するようにしたほうがよいでしょう。(ちなみにプロテーゼは美容医療の現場で1970年頃~使用されています)
また自家組織(耳介軟骨・肋軟骨)は炎症やアレルギー反応が生じにくいというメリットがあるものの、採取する部位によってはワーピング現象と呼ばれる軟骨の変形が生じるリスクがあります。どの部位から採取するかは担当する医師とリスクも含めて相談の上で決定するとよいかもしれません。

術後の定期的なフォローアップを受ける

鼻整形後も仕上がりを安定させて長期的に美しい状態を保つのであれば、定期的なメンテナンスやフォローアップを行うのもよいでしょう。最近は溶ける糸を使用することで「術後の再診は一度もなし」を売り文句にしているところもあるようですが、術後のトラブルや後悔をできるだけ避けるのであれば、1ヵ月・半年・1年といった節目ごとに診察を受けて、術後の経過や形の安定性を医師と一緒に確認することが望ましいです。
重要なのは「問題が起きてから対処する」のではなく「問題が大きくなる前に見つけて整える」という視点です。経過の途中で小さな違和感を放置すると後々の修正が難しくなることもあります。鼻の施術に限りませんが、美容整形は手術が終わった時点で完成ではなく、その後の経過観察を通して少しずつ完成形に近づきます。医師の指示に従いながら継続してフォローを受けることが、満足度の高い結果につながるでしょう。

鼻整形の経年変化に関するよくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)—鼻整形の経年変化に関するQA

最後に、鼻整形の診察・カウンセリングの際に患者様からよくいただく質問について回答と共に以下にまとめたいと思います。同様の疑問を持たれる方もおられると思いますので、ご自身に合った施術選びの参考にしてください。

Q.鼻の整形は何年くらい持ますか?
A.
鼻整形の持続期間は、選ぶ施術方法によって異なります。シリコンプロテーゼや軟骨移植などの外科的な方法は長期間の維持が期待でき、状態などで個人差はあるものの20年〜30年ほど形が保たれるケースが多いです。ただし加齢による変化などにより施術部位に違和感が出てきた場合は、再手術などのメンテナンスが必要になることもあります。 また、手軽な隆鼻術として人気のヒアルロン酸注入は、体内に徐々に吸収される性質があるため効果は永久ではありません。一般的には半年〜1年程度とされており、形を維持するには定期的な追加注入が必要になります。どのくらい持つかという点は、施術の種類によっても違うため、仕上がりだけでなく将来的な維持やメンテナンスの有無も含めて選ぶことが大切です。
Q.鼻プロテーゼは10年後にどうなるの?
A.
加齢による組織の変化(皮膚が薄くなる・弾力が減るなど)によって、稀にプロテーゼの位置がズレたり、プロテーゼの形が皮膚から浮き出てくることがあります。適切なサイズで適切な皮下層に挿入すれば大きなトラブルが起きることはありませんが、他施術と同様に、組織の老化に伴う変形や変化が生じてしまう可能性はあります。このような際にはプロテーゼを適切なサイズのものに入れ替えたり、もしくは別の施術法で鼻スジに高さを出すといった方法で対応することが多いです。
Q.隆鼻術をすると、将来眼鏡がかけにくくなる?
A.
プロテーゼ挿入や自家軟骨移植で鼻を高くした際には、術後しばらくの間は眼鏡やサングラスの使用を制限していただく期間がありますが、それ以降については長期経過を経たとしても眼鏡が掛けにくくなるといったことはありません。 術後のダウンタイム中は鼻スジに腫れ・浮腫みが生じることもあり、この期間については眼鏡やサングラスをすると変形などの原因となるため避けるようにしていただきます。1ヵ月程度すれば次第に鼻スジも落ち着いてくるため眼鏡の使用も可能になりますが、鼻根部(目と目の間)に高さをしっかりと出した際には、メガネの鼻パッドがフィットしにくくなり、ズレや違和感が生じることがあります。それ以降の長期経過においては、眼鏡が掛けにくくなるということはありません。
Q.鼻プロテーゼをして数年後にトラブルが起きたらどうしたらよいですか?
A.
鼻プロテーゼは、必要に応じて挿入物を取り出したり入れ替えることが可能な施術です。もし術後に違和感や見た目の変化が生じた場合は、形成外科出身の解剖学的知見がある医師や鼻の症例数が豊富な医師に相談することをお勧めします。なお感染・炎症が起きている場合は早めにプロテーゼを一度抜去し、一定期間をあけてから再手術を検討する流れが一般的です。このような際には速やかに施術を受けたクリニックにまずは相談して、具体的な対処法などを確認するようにしてください。
Q.鼻整形後にMRI検査は受けられますか?
A.
シリコンプロテーゼや自家軟骨移植、ヒアルロン酸はいずれも磁性体ではないため、これらを使用した鼻整形を受けていても、基本的にはMRI検査を受けられます。ただし安全に検査するためにも、MRI検査を行う際には事前に鼻の手術歴があることを医療機関に伝えるようにしてください。なお鼻の整形に限らず、以下の施術を行っている場合はMRI検査が受けられない可能性が高いため注意が必要です。 ・施術で金属製のプレート・スクリューを使用している ・金の糸を皮下に挿入している
Q.隆鼻術などで耳介軟骨を使用すると、耳の採取部位には長期的な変化はありますか?
A.
隆鼻術や鼻尖形成など、耳介軟骨移植による鼻整形を行った場合、採取部位に一時的に痛み・熱感・腫れ・しびれ・違和感などが生じることがありますが、多くは2~4週間程度で次第に改善することがほとんどです。稀にそれ以降も続く中・長期的な変化として、採取した部位に硬さが残ったり、その部分だけ皮膚に感覚の違い(触った時に以前よりも薄く感じる・柔らかく感じるなど)が生じることがありますが、いずれも機能面では全く問題はなく、多くの場合はごく軽度で日常生活への支障などもありません。
Q.鼻尖形成は半永久的ですか?
A.
鼻先を高くしたり細くする鼻尖形成術にはオープン法とクローズ法の2つがありますが、いずれの方法であっても鼻尖の不要な組織を除去して軟骨を固定する施術となるため半永久的な効果が得られることが多いです。最近は糸を使った「切らない鼻尖形成」「埋没鼻尖形成」と呼ばれる施術を行っているクリニックもあるようですが、この方法は軟骨を糸で縛るだけのため、固定が弱く半年~数年程度で元に戻る可能性が非常に高いです。

まとめ:鼻整形の将来が不安な方へ

まとめ:鼻整形の将来が不安な方へ

鼻整形は、見た目の変化だけでなく、その後の人生にも関わる施術です。将来、不自然になりにくい施術方法や素材の選び方、医師の技術によって、数年後・数十年後の状態には差が生まれることがあります。将来の変化まで考えたうえで、自分に合った選択をすることが大切です。最後に、鼻整形で後悔しないためのポイントと長期的な安心につながる考え方をまとめて紹介します。

この記事のまとめ

まず大前提として、鼻整形の長期経過を考える上で大切なのは、「時間が経っても整形後の形状をずっと維持出来ている」ということはほぼあり得ません。鼻に限らず、人間の身体は加齢によって少しずつ変化していくため、整形をしていない場合であっても若い頃と全く同じ状態を維持し続けることはかなり難しいからです。
とは言えそのような中であっても、できるだけ将来的な負担や違和感を抑えながら「長期的なバランス」を考えて治療設計を行うことは、医師にとって大変重要なミッションであることには間違いありません。
今回のコラムでは、後悔や失敗をできるだけ避けるために、10年後・20年後・30年後に起こりうる変化についてまとめていますが、長期的な変化を鑑みた上で鼻の整形を行うのであれば、加齢による皮膚や骨格の変化を加味した上で施術法や仕上がりイメージを具体化していくことが大変重要です。

  • 将来の変化を見据えた自然なデザインを選ぶ
  • 長期的な安定性を考えた素材・術式を選ぶ
  • 経験豊富な医師のもとで施術を受ける
  • 術後のフォローアップをしっかり受ける
  • カウンセリングで将来の変化まで相談する

施術法にもよりますが、鼻整形はファッション性の高い一時的な変化ではなく、10年・20年・30年に渡って「ご自身の鼻」として付き合っていくものがほとんどです。短期的な満足度だけでなく、将来的にも自然でいられるかどうかという点も基準にして施術法を選ぶことで術後の公開や失敗をできるだけ回避することができるでしょう。

みずほクリニックの鼻整形について

現在みずほクリニックでは、50種類以上の施術法による鼻整形を取り扱っています。術歴30年超の院長が一人ひとりの鼻の状態を確認した上で、マニュアルは一切用意せずに最適なデザインに仕上げています。

●術歴30年以上の院長が全ての施術を担当

鼻整形は、わずかな高さや角度の違いで印象が変わる繊細な施術のため、「イメージ通りに仕上がるか不安」と感じている方も少なくありません。当院では、日本専門医機構が認定する形成外科専門医で、30年以上のキャリアを積んだ院長の小松が、全てのカウンセリングから手術、術後フォローまで一貫して担当しています。カウンセリングから一貫して担当医が変わることもなく、医師と共有したイメージに近い形で仕上げることができ、術後のミスマッチを防ぐことが可能です。特に骨切りや修正手術といった高度な施術では、医師の技術力が結果を左右することも多く、「誰が担当するか」は重要な判断基準の一つになると言えます。

●術中に仕上がりを確認できるシステム

当院のもう一つの特徴には、「手術中に仕上がりを確認することができる」点が挙げられます。術中の仮縫合の段階で一度患者様に状態を確認していただき、もし「もう少し高さを出したい」「少し控えめにしたい」といった希望があれば、その場で小松が即興で手技を追加して調整を行います。術中確認を行うことで、術後に「イメージと違った」と感じるリスクを低減することが可能です。(一般的には麻酔方法や医師の技術的な理由から術中確認を行うことが難しいケースが多いようです)自分の目で実際に確認しながら仕上げられる点は、安心材料の一つと言えるでしょう。

●50種類以上の術式でオーダーメイド対応

当院では、鼻整形の術式を50種類以上用意しています。「決まった施術に当てはめる」のではなく、「一人ひとりのご希望」に合わせて施術を組み立てることを大切にしています。施術の選択肢が少ないと、限られた方法の中で仕上がりを調整することになりますが、当院では豊富な術式を用意しており骨格・皮膚の状態・希望の仕上がりを踏まえて最適な方法を組み立てることが可能です。またHPでは症例写真も多数公開されているため、仕上がりのイメージを具体的に思い描きながら相談できるのも特徴です。言葉だけでは伝えにくいニュアンスも共有しやすく、納得感のある施術選びにつながります。

「自分に合う施術がわからない」「相談しながら施術法を決めたい」「将来も自然に見える仕上がりにしたい」といったご相談・ご希望に対しても、50種類の施術を組み合わせることで柔軟なご提案が可能です。もし既存の施術で対応できない場合には私小松が新たに手技を編み出して、一人ひとりの症状やお悩みに沿った仕上がりに近づけます。まずは気軽にご相談ください。
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お電話でのご予約・お問い合わせ:03-3987-1161
年中無休10:00〜19:00/20:00〜21:00(診察のみ)

※「来院前に相談したい」「まずは自分に合う施術を知りたい」といった方は、気になる部位の画像を専用フォームからお送りください。画像から判断できる範囲にはなりますが、適応についてなどをご提案いたします。※診療の合間に行うため返信までにお時間をいただく場合があります。お急ぎの方はカウンセリング予約をご利用ください。
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監修医師
みずほクリニック院長 小松磨史

  • 日本形成外科学会認定形成外科専門医
  • 医学博士
  • 日本美容外科学会正会員
オンラインカウンセリング(診療)実施中鼻整形の他、輪郭整形・脂肪吸引などでも実施中 ご来院不要。オンライン診療なら
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院長・監修者情報

院長 小松磨史(こまつ きよし)

みずほクリニック 院長 小松磨史(こまつ きよし) 美容外科・美容皮膚科 みずほクリニック院長

札幌医科大学・大学院卒業。米国フロリダ・モフィット国立癌センター勤務(ポストドクトラル・フェロー)後、札幌医科大学・形成外科 助教、北海道砂川市立病院・形成外科 医長、大塚美容形成外科入職(大塚院・金沢院・名古屋院など)を経て、2014年みずほクリニック開院。形成外科・美容形成外科での豊富なオペ実績とあわせ、レーザー治療や注入術へ対する独自理論を追求し、患者様の理想とする姿を目指し的確でスピーディな結果を出すことに意欲を注ぐ。免許・資格:日本専門医機構認定 形成外科専門医、日本美容外科学会・正会員、医学博士

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